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オリオン


先月15日の双子座流星群到来時、翌日の営業の準備で夜遅くまで起きていました。プライスカードや予約伝票を書き終えて、
寝る前にちょっと探してみようかな、とベランダに出てアクロバットな姿勢で15分間くらい夜空に目を凝らしました。
見つけられず寒くなって戻り、今度は布団に入って部屋を真っ暗にして窓の向こうに目を凝らしました。
流れ星は一瞬。その一瞬の間に今までお願い事をし終わったことがない為、そうだずっと頭の中で唱えていればよいのかも。
そのタイミングで流れ星の方からこっちに来てくれたらよいのだわ、ナイスアイデア!と、ずっと唱えていましたが、
結局そんな不埒な願いは星も聞いてくれないのでしょう(^-^; 今年は出会えず終わりました。残念。

流れ星は見つけられませんでしたが、冬の大三角形とオリオン座はよく見えました。
オリオン座の左上の星、ペテルギウスは地球から724光年の彼方にある星。
今見ているあの星明りは、約724年前、鎌倉時代の頃のきらめきで、右下のリゲルは地球より860光年。860年前のきらめきで、
今それがやっと地球に届いているそんなことを考えていたらだんだん思考が深く夜空に吸い込まれてゆき、宇宙と比べたら人間の一生なんて。。。だなんて、ちょっぴり哲学チックになった夜でした。
作業時にいつも聞いている私のイケボのおひとり米津さんの曲、オリオンのユーチューブのコメントにどなたかが、米津玄師がキラキラ星をうたうとこうなる、と書き込んでいたのをふと思い出してふふっと笑い、まだ使っていない大きな星のクッキー型を思い出し、オリオンという名前で作るとしたらどんな味だろうか、そんなことを考えました。


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