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シン・ナギ ヤマガタ
新しくなった山型食パンが こんにちは今日は新しくなった「凪ー山型ー」を紹介! コナト清…
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暗いタイトルでごめんなさい! 最近ミニシリーズを気まぐれで製造しちょっとバズってるハトマメですがだからこそ思うパン屋の苦悩。ってことでちょっと思ったことを書いておこうかな、と。
画像は前回営業時に製造した「クリームチーズとキャラメル」クリームチーズを包みトップにキャラメルクリームをトッピングした菓子パン。おやつにぴったりな大きさと美味しさで早々に完売しました。今、ニュースにもなった「パン屋大量閉店」問題。色々な原因があると思いますが今の日本はSNSに左右されすぎで日本人特有の「飽きやすさ」が重なりインスタグラムなどでお洒落で素敵なパン屋やカフェがどんどん流れてきて第一条件に「映え」があって本当の意味での「美味しい」がどこか置き去りになってるように感じていました。 終息した食パンブームがいい例であの価格設定で「本当に美味しい」と思っていた人はどのくらいいただろうか。。。実際ブームが去ったあと人に聞くとあまりいいお話は結局聞いてない。
食パンなんて極端に言えば毎日食べるようなパンで生クリームだの高級食材なんか使って甘みを強くした食パンなんてそうそう食べれたもんじゃない、なので私はあれは「食パン型菓子パン」だと思っています。これは持論なのであまり気にしないでください。
さて、パン屋の苦悩なんて大袈裟なタイトルで詐欺広告みたいな感じですが普通のパン屋ってだいたい少なくても50種類、多いところだと80種類くらいだと思います。それをある程度閉店時間まで維持しなければならず、数が少ない残りの少なくなったパン屋ってやっぱり見栄えがなくて値下げされていなければ買う気も起きないのではないでしょうか。 かといって品揃え豊富にした結果廃棄と値下げのループで負の連鎖発動でどうにもならなくなる、その結果最終的にもともとの豊富な種類を厳選し製造種類を減らしたりしても手遅れに陥り閉店というのがよくある流れ。
私のいたペリカンも初めはあんパンや菓子パンを作っていたというのを知っている人はほとんどいないと思います。先代が増えてきたパン屋に「これでは駄目だ」と卸メインの食パン専門店にシフトチェンジしたのが功をなした結果である。 私が菓子パンを作りませんと言っているのは「製造できない」「自信がない」からで今やっているミニシリーズは本当にお遊びで製造しているいわばおままごとなのである。 なので小さく、価格も100円未満としている。それが今プチバズりでいい気になって菓子パンを製造したところでうまくいかないことは自分が一番よくわかっていて今後も気まぐれでミニシリーズは製造するつもりでおりますが定番化はしません。
美味しいと言ってもらえるのはとても嬉しいのですが、結局自分が一番自信持てるシンプルで素朴な毎日食べれるパンになるんです。
なのでおそらくハトマメで菓子パンを食べられるのはきっと5月いっぱいとイベント時になるので見かけたらぜひ、ご賞味くださいね!