シュトレンについて
街はそろそろクリスマスシーズンとなり、そろそろいろんなお店にシュトレンが並び始める頃ですね。こ…
Momofuku Bakeshop
ようやく日本のりんご本来の、濃い味の品種がやってきました。
ももふくでは初秋から作り始める定番のアップルパイが何種類かあるのですけれど、このパイともうひとつのパイは、北斗、秋映、フジ、サンフジ、この4つの品種だからこそ作れるお菓子です。甘酸ともに十分に濃密で、火を通しても崩れない。そのまま食べても火を通しても美味しい。そして新鮮なパリッと固い状態でお菓子に仕立てるのが大切なポイントなのです。
りんご農家を営む友人は、気候温暖化でかなり苦戦しています。今まで長野にやって来ることはまれだった台風が収穫の時期にも来るようになり、それぞれの品種の収穫時期もどんどん遅くなっているとのこと。このままではりんごの生産の南限もどんどん北上してしまうのではないかと。それに負けないための栽培努力と品種改良の努力には頭が下がる思いです。
季節が逆の南半球から、春にも夏にもりんごが入ってくるようになりましたけれどやはり味の差は歴然。
収獲の秋の楽しみがこの先もずっと続きますように。