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夏の焼き菓子

夏は杏やプラム、桃、様々なベリーたちが美味しい季節。旬の果物を焼き込んだお菓子は暑い夏の間もとても人気です。

画像は赤いルバーブです。私は20数年前に諏訪に5年ほど暮らしておりまして、諏訪の隣町富士見町は、現在のような産地としての著名度はまだありませんでしたが、このルバーブの栽培がとても盛んでした。残念ながら私はルバーブがあまり好みではない為にお菓子にすることは滅多にありません。

コンフィチュールに仕上がった甘酢っぱいものは平気なのですけれど、(あまり大きな声では言えないのですが)煮詰めている時の香りがですね、あくまでも「私には」ですが、小学校の廊下の使いこんだ生乾きの雑巾の匂いを彷彿させるのです。^^;

何故だろう、私の鼻はおかしいのだろうかと気になって、昔Twitterで調べたことがありました。そして、同じようにルバーブに対して感じる方はとても多いということがわかりました。でもその反面ルバーブのお菓子やジャムが大好きなかたもいらっしゃる。実は私の母親もルバーブをとても好きです。

でもでも私には、あの酸味はともかくとして、とても美味しいお菓子になる香りには思えないのですが、ある時、この件について科学的に説明してある文献をたまたま見つけました。そして、なるほどなぁ〜と思った次第でした。

簡単に言うと、嗅覚の細胞のパワーや遺伝子が人間ひとりひとり個々に異なるため、同じものを嗅いでも感じる匂いは全員同じではないということ。

きっとパクチー等もそうなのでしょうね。

そんなわけで、夏のももふくにルバーブのお菓子は並ぶことはないのでした。

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