シュトレンについて
街はそろそろクリスマスシーズンとなり、そろそろいろんなお店にシュトレンが並び始める頃ですね。こ…
CONELでは、お茶を一杯飲みながらサラッと読み終えるような記事、をイメージしながらコンスタントに綴っていきたいと思います。
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レモンで作る焦がしバターのケーキがウィークエンドシトロン。こちらは国産のネーブルの果皮を使ってオレンジの香りで軽やかに焼き上げるココアのウィークエンドです。焼き上げた後に杏ジャムと果汁のグラスで仕上げます。画像はこれからオーブンに入るところ。
ケーキには型比容積というものがあり、卵を丁寧によく泡立ててそしてよく混ぜる、という作業の中で、最後の混ぜ止め処のタイミングが大事なポイントです。このタイミングはピンポイント。ケーキの種類によってそれぞれ違います。何度も何度も焼いて勘で覚えるものです。
全てのケーキごとに、生地を全て型に流し込んだ時、この型でこの配合の生地ならここまで、というラインがあります。測るわけではなく目視です。例えばこのウィークエンドショコラはこの型で型下1,5㎝。ぴちっと決められたらよし!と思いますし、ちょっとずれたりした時は、直前の作業を振り返ってみるとやっぱり何かに気が散ったりして集中していなかったりして、あぁ心が乱れていたな、と反省します。お菓子はこんな風に、自分で気付かない心のコンディションを教えてくれたりもします。お店にももうすぐ並べますね。心を整えて焼き上げます!(笑)
追伸。
美味しい配合ならば、出来上がったケーキはキャラクターは違えど必ず全部美味しいです。
プライベートで楽しむホームベーキングには心配無用です。^^