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冬景色

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冷え込みの強い日が続いています。でも、冬はこれくらい寒いものだと思うのですがいかがでしょう。かれこれ40年前の自分が小学生の時代、真冬の朝は毎日誰にも踏まれてない霜柱を探しながらザクザク踏んで学校へ行ったものでした。凍った水たまりを見つけたらスーッとスケートもし、池の氷はミトンの手袋をはずして持ち上げて、叩き落として割りました。(笑)ちなみに千葉県です。
寒いのもつらいですが、地球温暖化も困りますよね。今の気候を最低でも維持することが地球を守るためにはギリギリラインのような気がします。
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先週、自宅で久しぶりに小豆を炊きました。豆を鍋に入れ、4倍くらいのお水を入れて火にかけます。沸騰したら煮こぼす作業を3回繰り返します。お豆の量にもよりますが、この作業はおおよそ2時間弱。別の鍋に豆と同量のザラメとお水を煮立ててシロップを作ります。煮あがったお豆をすぐそのシロップに浸して一日置きます。あんこを作ったり加工をするのはそれから。ぜんざいにする時は好みの甘さまで伸ばして、仕上げに片栗粉で薄くとろみをつけると美味しく仕上がります。お豆の粒々の形がきれいに残っているぜんざいも、何度も煮返して、煮詰ってトロッとしているお汁粉も両方好きです。

(ここからお得意の妄想)もし山の別荘をもらったら冬はアラジンの白いストーブを居間の真ん中に置き、その上にお鍋を乗せて、何かいろいろ煮ながら本読んだり編み物したり 窓の外の雪景色を眺めたりのんびりしたい。アルミ箔にくるんでお芋も焼きたい。(妄想ここまで)笑  

話を戻します。この日、そばがきでお汁粉に仕立てました。美味しかったです。

今、ふと思い出して昔のファイルから画像を探してみましたら、ありました!こちらは白小豆で煮たお汁粉です。白玉で作り、柚子皮を散らしたお汁粉でした。白いお汁粉、珍しいですよね。山口県に住んでいた当時、お菓子司おがわさんのご夫妻のお嬢さんと我が家の長女が幼稚園で仲良しだったのがご縁で小豆の煮かた等も教えていただきました。なかなか手に入らない貴重な白小豆も分けて頂いて作ったものです。白あんというと手亡豆(白いんげん豆)のものが多いのですが、白い小豆で作ったあんは上品で別格の美味しさなのです。

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ベイクショップに並ぶお菓子はインスタグラムでご紹介しておりますので、こちらではこんな風に、別の角度から。
店主と様々なお菓子の日々つれづれをメインに記していきたいと思います。

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