シュトレンについて
街はそろそろクリスマスシーズンとなり、そろそろいろんなお店にシュトレンが並び始める頃ですね。こ…
先日、涼しい日本橋の某デパートへ避暑に出かけました。
(あんこ博覧会が本当の目的)
その前に、まず地下から。
昨今の美味しいもののトレンドを眺めておこうと、お惣菜、パン、お菓子、いろいろ隈なく、素材、スタイル、大きさ、お値段などなど、様々なビジョンからじっくりと眺めてきました。そして、さて今度はあんこへと、とエスカレーターをのぼっていったところ、途中で竺仙、という文字が目に付いて、和服のフロアで途中下車。
今はもうすっかり忘れてしまいましたが、若い頃に和装を習っていたので一通りは着ることができていました。
浴衣を新しく誂えるなんてそんな幸せな予定は全くないけれど、もしそんな幸せなことが起こったら、絶対竺仙!と昔からずっと憧れていて、
うーん、やっぱりいいなぁと眺めていた時、ふと、昔、ここへまだ当時小学生位だった長女と来た時のことを思い出しました。
「ねぇ、ママ~。若い女の人が浴衣着てたら花火大会かな~って思うけどさ、おばさんが浴衣着てるなんだか盆踊りだよね。着物ならいいんだけどね。」
小声で話しかけてきた長女のその視線の先を追ってみると、なるほど。。。と。
小学生の心はピュア。思ったことを忖度せずにズバリとのたまう。(^^)
しかし時は流れ、私もすっかりと、完全なる盆踊り世代です。(笑)
でもでも。
そうは言ってもあの藍地と白い半幅帯の涼しげな組み合わせ。素敵だったな。
おばさんになってからのほうがああいうシンプルなのは似合うのよ、と思いつつ、その夜は買ってきた長野の和栗のお菓子を頂きました。
美味しかったです。避暑の目的、あんこ博覧会もあの日の暑さをものともせず、大盛況でした。