シュトレンについて
街はそろそろクリスマスシーズンとなり、そろそろいろんなお店にシュトレンが並び始める頃ですね。こ…
だいぶ前のことなのですが、30年ぶり位にケンタッキーに行ったところ、現在のホットビスケットには穴が開いているということに衝撃を受け、店員さんに、いつからいつから穴が開いてるのですか?と伺ったら怪訝な顔をされ、一緒にいた娘には、ママ、穴がないのなんてみたことないよと笑われ、しばらく引きづっていたことがあります。まぁ、それ程長い間、ケンタに行く機会がなかったのだなぁとも思いました。食べたら味も昔の記憶とちょっと違うような気もして、それに、この抜いた真ん中の穴の部分の生地は一体どこへ行ったのか、としばらく悶々としていました。(笑)
画像は、それからしばらくして自宅で作ったホットビスケット。バターミルクはなかったので私の好みにアレンジしています。とても美味しかった。粉はゆきちからを使い、ベーキングパウダーとベーキングソーダを併用したので、内層がほんのりクリーム色です。
メープルシロップをかけて食べましたら昔のケンタの味そのもので、そうそうこれこれ!!とほくほくしつつほおばりました。
主にアメリカのお菓子等で見かけるレシピに、BPとBSを併用することが多いのですが、教室ではこの理由と使い分けかたについて詳しくお話していました。でも私は何よりも、BSの使うことによって加わる鄙びた感じの独特の風味も味わいのひとつだと思っています。ホットビスケットも然り。そしてホットビスケットはフープロで作るよりも、手で作る方が、層ができて断然美味しい。
煮込み料理に添えたりもできる、ホットビスケットはスコーンとはまたちょっと違う魅力を持ったキャラクター。いつかお店にも並べたいと思います。