Atelier Neige Douceに込めた想い

はじめまして、Atelier Neige Douce の佐野ひとみです。

20年ちょっと管理栄養士として病院や福祉施設、保育園などに勤務したのち、44歳で1年間エコール辻東京 辻製菓マスターカレッジに通いパティシエールになりました。

3月からシェアキッチンをお借りし、ネット通販でお菓子の販売をしています。

お店の名前は「Atelier Neige Douce」 、アトリエネージュドゥースと読みます。

生まれ育った北海道の雪に関係する名前を付けたくて、製菓学校在学中にフランス語の先生に相談して決めた名前です。Neigeは雪、 Douceは柔らかい、甘い、優しいなどの意味があり、「優しい雪」という意味を持たせました。

北海道に住んでいると、11月頃から雪の心配をし始め3月頃まで雪が降ることがあるという、実に5か月もの間雪と共に過ごします。大人になって車を運転するようになってからは、毎朝カーテンを開けて雪が降っていないことを確認して安堵するという、あまり嬉しくない雪でしたが、北海道を離れて雪を思い出すシーンといえば、クリスマスの夕方、暗くなった外にしんしんと降り積もる雪や、お正月のちょっと寝坊した朝、おばあちゃんの家の窓からキラキラ一面に積もる雪をみて、さあ雪遊びするぞ！とワクワクした記憶ばかりです。

そんな子供の頃の雪のように、優しく そばにあるお菓子屋さんでありたいと名づけました。

管理栄養士として、パティシエールとして、体を気遣かっているかたにも優しくて美味しいお菓子を作り、お菓子を通じて、だれかの楽しみを作り出していけたらと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

Atelier Neige Douce　佐野ひとみ